体験談

【スタッフinterview(後編)髙橋香耶さん】オヤドワークスのリゾートワークはコミュニケーション力が身につく。指導する立場も経験し、成長できる。

【スタッフinterview(後編)髙橋香耶さん】オヤドワー…

「旅先で暮らしながら働く」をコンセプトに、観光地にあるホテル・旅館でのリゾートワーク紹介サービスを展開している「オヤドワークス」。実際に働いているスタッフの声を、2回に分けてご紹介していきます。後編は、2019年からホテル鐘山苑(山梨県富士吉田市)で働く、髙橋香耶(たかはし・かや)さんにインタビュー。リゾートワークをすることになった意外なきっかけ、新人教育などを含めた仕事のやりがいや難しさ、これからの展望などについて聞きました。

お客さまとの会話が日々の楽しさ 新人教育にも奮闘中

佐藤:

今担当している業務を教えてください。

髙橋:

私は接客係(仲居)として働いています。業務内容は、チェックイン時のお客さまのお迎えとお部屋へのご案内、お食事の提供など、接客全般です。また、「燦々ダイニング咲くや」という食事会場の主担当でもあり、新人教育なども任されています。

佐藤:

「オヤドワークス」のリゾートワークをしようと決めたのは、どんなきっかけがあったのですか?

髙橋:

私は動物専門学校を卒業した後、動物看護師の仕事をしていました。仕事を始めて1年半くらい経ったとき、自分が本当にやりたいことを見つけたいと考えて退職。接客のアルバイトを3つ掛け持ちするようになりました。そんなとき、当時鐘山苑で接客補助として働いていた弟から、同じところで働かないかと誘われたんです。

じつは弟だけでなく、祖母も働いていたので、あっという間に話が進み、私も働くことになりました(笑)。家族が勤務しているという安心感はありましたね。

佐藤:

お仕事の楽しさ、大変さはどんなところにありますか?

髙橋:

やはりお客さまとお話しているときが楽しいですね。食事会場では、料理の内容を説明しながらお客さまに提供するのですが、「きちんと料理のことを説明してもらえたおかげで、おいしく食べられた」と言っていただけると嬉しくなります。また、「次回泊まるときも担当してね」と声をかけていただくのも励みになりますね。

今は食事会場の主担当としての役割もあるので、そこが大変な点です。スタッフのシフト作成や新人教育など、試行錯誤しながら取り組んでいます。

都内の実家へも気軽に帰れる富士五湖エリア 空気の良さも実感

佐藤:

富士五湖エリアの住み心地はいかがですか?

髙橋:

実家は東京都の多摩地域なのですが、それに輪をかけてのどかな地域なので、とても空気がいいなと感じます。移動にはクルマが必須ですが、河口湖などに素敵なカフェがたくさんあったりするので、お店を巡るのは楽しみです。

佐藤:

休日はどのように過ごしていますか?

髙橋:

高校が家政科だったのもあり裁縫が趣味なので、ぬいぐるみをつくったりしています。また、職場と寮がある富士吉田市から都内の実家までは、高速道路に乗れば1時間ちょっとで帰れる距離です。気軽に行き来できるので、地元の友達と遊ぶことも多いですね。

宿の仕事で人見知りを克服 言葉遣いも洗練された

null

佐藤:

「オヤドワークス」のリゾートワークを通して得られた経験や、身についたスキルはありますか?

髙橋:

私はもともと人見知りで、人と話すのが得意ではありませんでしたが、宿での仕事を通して克服できました。お客さまや同僚とコミュニケーションを取る中で、いろいろな人と話せるようになりましたし、丁寧な言葉遣いも身につきました。

人に指摘をするのも得意ではなかったのですが、なんとか新人教育もこなしています。難しいのは、業務を覚えるスピードや得意・不得意は、個人差が大きい点。繰り返し伝えたり、覚えてほしい内容をわかりやすく紙に書いたりして、根気よく指導するようにしています。

佐藤:

これからお仕事を通して挑戦したいことや、目標を教えてください。

髙橋:

もっと積極的にお客さまに話しかけることです。食事提供で多くのお客さまを担当する日でも余裕を持って、しっかりおもてなしをしていきたいですね。